【不妊治療ブログ(24)】体外受精の間に試したいろいろなこと

タイミング法、人工受精、そして体外受精とすべてのステップを踏んだ私。
でも、体外受精は最後の砦。
後悔ないよう、できることは何でもしたいという気持ちでした。
体外受精をしていることを親しい友人には話していましたが、なかなかうまくいかない私の姿を見て、「少しゆっくりした気持ちですごしてみたら?旅行でも行ってきなよ」と声をかけてくれるも、当時の私は必死。
友人の言ってくれることは確かにそう、いつも必死さをにじませているのは自分でもわかっているし、少しゆっくりしたほうがいいというアドバイスは正解だとは思う。
でも、でも、私のことを思って言ってくれる言葉に感謝はしつつも、1回たりとも排卵を逃したくない気持ちが勝ってしまうのです。
もし旅行に行ってその月採卵できなかったら、、、その月の卵子で妊娠できるかもしれないのに。
と思ってしまうので、旅行にもいかず。
ただただ採卵、移植を待ちわびながら生活をしていました。
同時に、いろいろなこともしました。
よもぎ蒸し、高額な整体、不妊鍼灸、漢方、そして前にも書いた占いに行く((笑) いつ妊娠するか知りたい)など。
まずはよもぎ蒸し
気持ちがよかったです。そして汗だくになるので、なんだかデトックスできた気分になり、健康になったような気持ちがします。ただ、生理中は通えないのと、電車に乗って通うのが面倒で2カ月で中断。でも、近所にあったらときどき通っていたかもと思います。
高額な整体は、一回1時間2万円もするのですが、とくに終わった後のすっきり感・矯正感が実感できず、これも途中でやめることに。
不妊に定番の漢方ももちろんトライ。
私は血のめぐりがよくないとの診断で、血液をさらさらにする漢方を飲むことに。
粉末と煎じるのでは、効果に雲泥の差があるということなので、思い切って煎じるほうをチョイス。
でもこちらも1か月3万もかかる…。
そして煎じるのって時間がかかるし手間だし、おまけに食前に飲まないといけないので毎日大変。
でも夢と希望を託して毎日頑張りました。
で、確かに経血はサラサラになったものの、副作用で毎日お腹を下すという状況に。
漢方薬局の担当の方に伝えるも、それは副作用なので仕方がないというので、毎日お腹をくだすのはちょっと…ということで、こちらも2カ月ほどで断念。
結局私に合っていたのは、不妊鍼灸でした。
これは体外受精を始めると同時にスタートし、妊娠中も不定期でしたが通いました。
新宿にあるそあら鍼灸院というところです。
体が変わったという実感が持てましたし、とにかくスタッフの方がみなさん気の良い方ばかりで、当時は体だけでなくて精神面の癒しももらっていました。
それもあって長く続いたんじゃないかと思っています。
私は、不妊鍼灸に通って、不妊に関して体がどう変わったかはわかりませんでしたが、パソコン仕事で常に眼精疲労だったのが、目が疲れなくなったことと、ちょっとした刺激で爪がすぐ割れて困っていたのですが、爪が割れなくなりました(すべて鍼灸でいう”血”が改善されたからだそうです)。
結局、いろいろなことに手を出しました。
他にも不思議な気功を1回やってみたり、あとは何かやったかな?思い出せないけど、きっとなにかやった気が(笑)
本当に必死でした。
だから、自分の講座で同じような方がいらっしゃると、わかるわかる!必死だよね、と過去の自分を思い出し、胸がキュンとします。
私は無駄遣いもたくさんしたけど(きっと主人はあきれてたと思うけど)、でも、もし子供が持てなかったら、やるだけやってダメだったら悔いはないと思いたかったし、実際そう思ったと思うので、良かったと思っています。
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