妊娠中に運動をすると、子供の糖尿病リスクも減少

近年、妊娠前・妊娠中のお母さんの健康状態が産まれてくるお子さんの健康状態に影響を与えるという考えが主流になっています。
たとえば、母親の肥満や2型糖尿病は、子どもが健康的な生活をしていても糖尿病のリスクを高めることが分かっています。

つまりお母さんの健康状態が、子供に生まれつきの健康格差を強いる大きな原因となるおそれがあるということです。

この春、東北大学や理化学研究所などの研究グループは、マウスを使った実験ですが、妊娠期の運動が親から子供への肥満のつたわりを防ぐメカニズムを解明したと発表しました。

妊娠中に運動をすることで、胎盤から分泌されるたんぱく質(スーパーオキサイドドジスムターゼ3(SOD3))が、肥満による子供の糖代謝への悪影響を予防するメカニズムを解明したとのことです。

妊娠をされたら、病院側から伝えられると思いますが、妊娠中の運動は医師から許可をとってから行ってくださいね。

私は運動が苦手で自主的に運動はできないタイプ。なので妊娠中は、病院で開催されるヨガやエアロビクスのレッスンを受けていました。
エアロビは、「妊娠してるのにこんなに動いていいの?」と驚くほどの運動量(私にとってはかもしれませんが…)。

でも、病院開催だけあって、運動が始まる前と終了時に胎児の心拍数を測定してくれたりするので安心して受講することができました。
あと、もしお腹が張って痛い…などという体調不良になっても(妊娠中ときどきありました)、病院だからなんとかしてくださるだろうという安心感もありました。

妊娠されたら、病院での運動、おすすめです。

私は妊活中は通勤でエスカレーターを使わず階段を使うくらいしか運動しなかったのですが…食生活や運動、睡眠などの生活習慣は妊娠中だけでなく、妊娠前から心がけられるといいですね!

参考)妊娠中の運動が子の肥満を防ぐ仕組みを解明