思い立って、病院に行ってみることにしました。
主人は、子どもを熱望しているわけではなさそう。
だからそんな主人には内緒にしたかったのですが、なにせ私たちは同じ会社(小さい会社なのでワンフロア―)に勤務していて、こっそり病院に通うことは不可能。
「不正出血しちゃって心配だから、ちょっと病院行ってみる」と、嘘をついて行きました。
近所にある聖路加国際病院は紹介状が必要だったので行けず。昔、診察券を作ったことがある、実家近くの総合病院に行ってみました。
婦人科に行ってみてびっくり。
妊婦さんがたくさんいます(当たり前です)。
「いいなあ…」なんとも微妙な気持ちになりました。
担当の先生には、子供が欲しいことを伝えました。
簡単な検査の結果、子宮筋腫は小さいのが数個あるけど、とくに問題点はないということで、タイミング法をとってみたらどうかと提案されました。
タイミング法とは、女性の排卵に合わせ、夫婦生活を送ることで妊娠を試みる方法です。
今思えば、これから先、何年も苦難が続くというのに、”病院に行けば妊娠する”なんていう安易な気持ちがあり、「これで大丈夫!」と、テンション高めで会社に戻った記憶があります。
後日、排卵日近くに通院し、「あと数日で排卵しそうなので、今日から夫婦生活をしてください」と言われました。 その頃の私は、子供が欲しいくせに、かなり無知でした。 排卵前に精子が子宮の中に入っていたほうが妊娠しやすいとのこと。 そ[…]