【私の不妊治療(15)】人工授精スタート!

乳がんの傷が癒え、会社に復帰してまもなく、家から近い、そしてなにより乳がんで通院して聖路加病院の雰囲気が好きになったということで、聖路加病院で人工授精をすることにしました。
医師から言われたのは、「人工授精は1回目から3回目までの妊娠率が高いです。4回目以降は妊娠率が下がります。よって、6回までで妊娠しなければ、その後も妊娠する可能性は低いので、年齢のこともありますし、6回やって妊娠しないようだったら、体外受精をおすすめします」ということでした。
私はまだそのころ夢を見ていたので、「きっとすぐに妊娠するはず!」と、その先生の話を他人事のように聞いていました。
とりあえずやることは、クロミッドというホルモン剤を飲むこと。
そして排卵までに何度か通院し、排卵のめどがたったら、人工授精をします。
単純でおバカな私は、「来月妊娠しちゃうかも~」なんてうきうきで過ごしていた覚えがあります。
そしていよいよ人工授精当日。
主人の精子を持参しなければいけません。
渡された容器の中に精子を入れるのですが、当日になって「これ、どうやって持っていけばいいんだろう?」と悩みました。
季節は冬。なるべく温かくしてあげたほうがいいのかな?なんて最終的には思い、ハンドタオルで包み、なにかあってはいけないと両手で包んで持参。
今となってはなんてことをしてたんだろうと思います…。
精子は熱に弱いから、温めないほうがいいのに。
でもそのときの私は必死。手で持って、「お願いね!お願いね!」と話しかけながら通院しました。
診察台に乗り、私の中に不純物が排除された調整された精子が注入されました。
そして、10分ほどそのまま安静。
医師は「生理がきたら、また来月に」というような淡々な言い方でしたが、看護師さんからは、「もし残念ながら生理がきてしまったら、また来てくださいね」と、明らかに気を遣った言葉をかけられ、看護師さんてやさしいなと思いながら、「私、これで妊娠する気がする!」という前向きな気持ちがあふれてきて、ルンルンで会社に出社しました。
それから約2週間はルンルンです。
でも、人生甘くない。
生理はやってきました。
ルンルンだったあまりに、奈落の底に突き落とされたかんじです。
ひとしきり泣いた後、仕事をしていてよかったと思いました。
こんな状態でも明日は会社にいかなくちゃいけない、やらなくてはいけないことがあると気がまぎれます。
仕事なんてしたくないけど、仕事があってよかったと思いました。
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日記
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