【不妊治療ブログ(14)】人生って、何が起こるかわからない

乳がんの手術をして2週間後、摘出した腫瘍の解剖結果を聞きに病院へ。
解剖をして腫瘍の性質がわかることにより、その後の治療が決まるとのこと。
転移はしていなかったので、放射線に通うということになるんだろうなあと、重い足取りで診察室へ。
…ほんと、人生、何が起こるかわからないものです。
なんと、、、、、、、
「摘出した腫瘍からがん細胞は見つかりませんでした。きっとマンモトーム生検(手術前の検査)のときにがん細胞を全部とってしまったと考えられます。よって、放射線やホルモン剤などの今後の治療は必要ありません」ということでした。
先生いわく、このようなケースは、5年に一度あるかないかの確率だと。
きょとーん。。私、ガン細胞がないのに手術しちゃったわけ?
こんな私の気持ちを読み取ったかのように、「でも、マンモトーム生検のときにがん細胞は摘出されました。だから、乳がんは乳がんだったんですよ」と先生。
でも、、、でも、、、よかったーーー!!
マンモトーム生検をしてくださった女医さんに感謝してもしきれません。
あのときは、若いけど大丈夫?ちゃんとできる?と疑ってしまった私。本当にごめんなさい。本当にありがとうございます。
今まで宝くじとか買わなくてよかった、運ためといてよかったと真剣に思いました。逆に、ここで人生全部の運を使ったと思いますが。
そして、がんの治療をしなくていいといわれた瞬間、早く人工授精を始めようと思いました。
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