【不妊治療ブログ(12)】乳がん治療と妊活

手術前に手術後の治療についての話がありました。
転移の可能性は低いということで、転移をしていないことを中心に話がなされました。
医師は、「転移をしていなくても、ホルモン剤の服用や放射線が必要になるでしょう。ホルモン剤は数年飲むことになるので、妊娠を望むなら、その期間が終わってからになります」と言いました。
衝撃でした。
そうすると、私は39歳まで妊娠することができない計算になります。
もしかしたら子供をもつことができない人生になるかもしれない、、、。
とっさに「私、どうしても子供が欲しいんです。治療しなくてはいけないのでしょうか?」
今思うと馬鹿なこと言ったなあと思いますが、そのときは子どもを持てないかもしれないという動揺で、つい言ってしまいました。
医師には「治療をしなければ再発するかもしれません。再発をしたら、今度は転移をしているかもしれない。転移をしていたら、治らないかもしれない。そのときに幼い子供がいたら、あなたは子どもを残して死ねますか?死んでも死にきれないと思いますよ」と淡々と言われました。
私、どうしても子供が欲しい…。
私の周りはみんな結婚したら普通に子供を持ててるのに、なんで私はそれができないの?
その日から、体の中にズドンと重い石が入ったような、そんな気持ちで過ごしました。
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