【葉酸レシピ】缶詰だと意味なし!とうもろこしは旬に食べるべき

今が旬のとうもろこし。
とうもろこしの栄養というと、食物繊維が思い浮かぶかもしれません。
確かに食物繊維も多いです。でも実は、意外にも葉酸も多く含まれています。

生のとうもろこしは、缶詰の5倍の葉酸量!

葉酸は妊活中から妊娠中に必要な栄養素です。
なぜ葉酸は大切なのかというのは下記をご覧いただくとして、、、
関連記事

妊活中の方や妊婦さんは「とりあえず葉酸サプリメントを飲んでおこう」と、とりあえず感覚で飲まれていることが多いように感じます。 葉酸は、食べ物では緑黄色野菜や果物などに多く含まれるものです。 そもそもなぜ、葉酸に限ってサプリがすすめら[…]

サプリメント
とうもろこしというと、缶詰が手軽で使いやすいと思いますが、栄養面でみると、ぜひ今が旬のとうもろこしを召し上がっていただきたい!
たとえば、今が旬のとうもろこしを茹でたとします。茹でとうもろこしには葉酸が86μgが含まれますが、コーンの缶詰だと18μgに(100g中)。
つまり、缶詰になると1/5に減ってしまうのです。
また、カリウムやマグネシウムといったミネラルやビタミンB群も半分以下に…。
食物繊維に関しては茹でとうもろこしは3.1g、缶詰は3.3gとほぼ変わりませんが、どうせ食べるなら、旬のものをいただいたほうが格段にお得です。
スポンサーリンク

茹でないで、電子レンジで簡単に!

でも、とうもろこしを買ってきても、この暑いのに茹でるのはちょっと面倒ではないですか? そんなときは、電子レンジ加熱が簡単でおすすめです。

1)とうもろこし1本を皮付きのまま電子レンジに入れる。
2)600wの電子レンジで4-5分加熱する。
3)皮をむく。

ちなみに、茹でるよりもレンチンのほうが葉酸も残ります。茹でトウモロコシが86μgに対して、レンチンなら97μg。レンジ加熱のほうが時短と栄養を兼ね備えているということになります。

 

栄養的におすすめの食べ方は、コーンスープ

食べ方としては、そのままかぶりつくのが一番おいしくて一番簡単だと思います。でも、とうもろこしには必須アミノ酸のリジンという成分が少ないため、組み合わせ的におすすめなのが、リジンを多く含む食品になります。

たとえば乳製品はリジンが多い食品です。コーンスープはコーンと牛乳(または生クリーム等)を合わせて作りますよね。
なので、コーンスープとしていただくと、たんぱく質の栄養価値を上げることができるのです。

捨てないで!とうもろこしの芯には旨味がいっぱい!

意外かもしれませんが、とうもろこしの芯には旨味が多く詰まっています。
なので芯も調理に使うと、旨味が出ておいしさがアップするんです。

もしコーンスープを作るなら、「鍋に水ととうもろこしの実、芯も一緒に入れて加熱する」といった具合です。
もちろん芯はかたくて食べられません。出汁のイメージで、調理後は取り出してください。

 

葉酸サプリmiteteのメディアにて、私の妊活インタビュー記事”授かり体質になる決め手は「食」!“が掲載中

【葉酸レシピ】とうもろこしの炊き込みご飯

 

芯も活用できて簡単にとうもろこしのおいしさを味わえるのは、炊き込みご飯だと思います。
塩気が薄いので、おかずと一緒に召し上がってくださいね。
■材料(作りやすい分量)
米 2合
とうもろこし 1/2本
塩 小さじ1
昆布 5㎝角1枚(妊娠中の方は昆布は入れないで作ってください)
■作り方
1.とうもろこしは生のまま包丁でそぎ落とす。昆布は4等分くらいに割る。
2.炊飯器に米を入れて水加減をし、材料とトウモロコシの芯も入れて炊く。
3.炊き上がったら芯を除き、かき混ぜて器に盛る。
妊娠中の方は昆布はなるべく控えたほうがいいので、昆布を入れないで作ってください。