夏はトマトがおいしい季節。以前の記事で、妊活では赤いものを食べましょう!とお伝えしていましたが、赤い食材の代表、トマトもそのひとつです。
パプリカは妊活ビタミンを豊富に含んでいます。 とくにおすすめは、赤パプリカ(赤ピーマンでもOK)。 それ以外にも、妊活では、赤い食材はおすすめです。 たとえば、トマトやにんじん、鮭やエビ、まぐろ、キムチなどなど。 「おいしそう![…]
トマトの成分で特徴的なのは、なんといってもリコピン。リコピンには強力な抗酸化作用があります。
老化は妊娠率の低下に直結します。その点、強い抗酸化作用があるリコピンは、アンチエイジングに役立つというわけ。
ということで、夏はトマトを積極的に食べましょう!
リコピンの吸収を良くする3つの方法
トマトのリコピンをしっかりとるためには、ただトマトを食べるだけではなく、次のことを意識しましょう。
1)加熱をする
リコピンは、トマトの細胞壁の中に存在ます。細胞壁はかたいのですが、加熱をするとやわらかくなり、壊れてリコピンが出てきやすくなります。またリコピンは加熱に強い成分なので、煮込んだりしてもそれほど減少する心配はありません。
2)破く(くだく)
細胞壁を壊すもうひとつの方法が、破砕です。ミキサーにかけたり、すりつぶすことで細胞壁は壊れるので、トマトジュースやピューレなどもリコピンがとりやすい食材になります。
3)油と組み合わせる
リコピンには油(脂)に溶けやすい性質があるので、油を使った調理法にするのがおすすめです。
これらのうち、どれか1つ、もしくは2つの方法を取り入れられると良いかと。たとえば、トマトのパスタソースは、「加熱」+「油」で2つの方法をクリアしていますし、今回お伝えするトマトスープは、「破砕」+「油」の組み合わせです。
【ピタッと着床レシピ】3分トマトスープ!
作り方はとっても簡単。トマトを4等分にしてミキサーに入れ、塩・こしょうをしてできあがり!
ミキサーがなかったら、おろし器ですりおろしてもできます(でも、ちょっと面倒かも…ミキサーの方がおすすめ)。そして器に盛ってから、オリーブ油をたらす。それだけなのに、おいしいんです。
■材料(2人分)
トマト 2個
塩・こしょう 少々
オリーブ油 小さじ2(あれば、エクストラバージンオリーブ油だとおいしい)
■作り方
1.トマトのヘタをとり、4等分にしてミキサーにかける。
2.塩・こしょうで味を調える。
3.器に盛り、1人分小さじ1のオリーブ油をかける。
4.オリーブ油を混ぜてからいただく。
夏のおすすめリコピン料理は、ラタトゥイユ!
夏の定番トマト料理といえば、ラタトゥイユがあります。ラタトゥイユは上の3つの方法で見ると、「加熱」+「油」をクリアしているので、リコピンをとりやすいんですよ。
しかもラタトゥイユはトマトだけでなく、他の夏野菜も十分にとれるので、栄養バランスもばっちり。レシピはこちらからご覧ください!
夏になると必ず頻繁に食卓にのぼるのが、ラタトュイユ。そのまま食べるのはもちろん、パスタソースやパンにのせたりとアレンジがきくところもいいですよね~。 ということで、今日は我が家のラタトゥイユレシピをご紹介します。 &nb[…]
参考)トマト大学(カゴメ)