【葉酸レシピ】たらことごま油だけ!クイックうどん

卵には栄養が豊富に含まれます。一般的な鶏の卵はもちろん、今が旬のいくらもそうですし、子持ちのししゃもやたらこ、明太子なども栄養は豊富。
今回は、妊活中の食事におすすめのたらこを使った簡単レシピをご紹介します。

たらこと明太子の違い

たらこは主にスケトウダラの卵巣を塩蔵したものになります。
一方、辛子明太子はスケトウダラの卵巣を塩漬けし、唐辛子などが入った調味液で味付けしたものです。

つまり、唐辛子が使われているかいないか(辛いか辛くないか)の違いになります。

また辛子明太子という名称は、スケトウダラの卵巣で作ったものだけに使うという定義がありますが、たらこはスケトウダラの卵巣以外にもマダラの卵巣で作ったものもたらこと呼ぶことができます。

栄養面では、たらこも辛子明太子も似ており、栄養は豊富です。妊娠ビタミンともいわれるビタミンEやビタミンB群、妊活中から欠かせない葉酸や亜鉛、ビタミンDなど、とにかく多くの栄養が含まれるのが特長です。ただ、全体的にはたらこの方が栄養価は高いです。

 

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妊娠したら、たらこと明太子に注意

たらこも明太子も生ものです。

妊娠中は食中毒予防の面から、生ものは食べないようにしましょう。
また、生のたらこや明太子からリステリア菌が検出されたという報告もあります。
妊婦がリステリア菌に感染すると、流産や死産、また生まれた赤ちゃんに影響がでることがあります。

よって、妊娠中はたらこや明太子を「生」で食べるのは控えましょう

ただ、リステリア菌は加熱をすると死滅します。きちんと火を通したたらこや明太子であれば、安心して食べることができます。

 

たらこと明太子を食べるときの注意点

栄養価が高いたらこや辛子明太子ですが、塩分が多いのが欠点。そのため、とくに妊娠中の方は食べすぎ(頻繁に食べること)には注意しましょう。

妊娠中はむくみやすくなりますので、妊娠をしたら「減塩」が基本になります。

<100g中の塩分>

たらこ(生)…4.6g
辛子明太子…5.6g
ハム…2.3g
ベーコン…2.2g
かまぼこ…2.5g
魚肉ソーセージ…2.1g

このように、塩分が多いといわれるハムやベーコン、魚の練り製品よりもたらこや明太子は塩分が多い食べ物になります。

 

妊婦はたらこのパスタソースを食べても大丈夫?

市販のレトルトのたらこパスタソースは、加熱殺菌をされているので、妊婦さんが食べても問題ありません。

 

サイゼリアのタラコパスタは食べても大丈夫?

サイゼリアのたらこパスタ「タラコソースシシリー風」についてサイゼリアに問い合わせたところ、タラコ自体は低温殺菌をしているけれども加熱はしていないとのことなので、妊娠中は控えたほうが良いでしょう。

ただ、「パスタソースを加熱してください」と店員さんにお願いをすると、加熱をして提供してくれるとのことです。

 

【葉酸レシピ】たらことごま油だけ!クイックうどん

こちらは、味付けがたらことごま油だけ!というレシピです。レシピには分量をちゃんと書いていますが、たらこの分量もごま油の分量も適当でもおいしくできますよ。たらこは生で使用しているので、妊活中の方向けのレシピになります(妊娠中の方はお控えください)。
夏に余った素麺(そうめん)で作ってもOK。とにかく超速でできます! 私の中の時短レシピです。
明太子を使う場合は、塩分がたらこよりも多いので、少し分量を調整してくださいね。
■材料(2人分)
冷凍うどん 2人前
たらこ 約50g(1.4本程度)
ごま油 大さじ1・1/3
■作り方
1.冷凍うどんをパッケージの表示通り電子レンジにかけ、温める。
2.1とほぐしたたらこ、ごま油を混ぜ合わせる。