伝説の家政婦 志麻さんの「塩昆布とホタテの炊き込みご飯」を作ってみました

先日観ていた『沸騰ワード10』で、志麻(しま)さんが米を入れた炊飯器に塩昆布とホタテだけを入れて炊き込みご飯を作っていました。

材料は本当にこのふたつ。

なのに作りたてを試食をしたバナナマンが目を見開いて「おいしい!」と言っていたので、こんな簡単でおいしいなら…と、私も作ってみました。


ただ、テレビでは材料の分量が出ていなかったので、塩分量の栄養計算をもとに、私の感覚で作っておいしいと思えた分量をお知らせします。

ホタテの栄養

牡蠣を筆頭に、あさりやシジミなど、妊活では貝は亜鉛の良い供給源になります。
もちろんホタテも同様で、ホタテ(貝柱)には100g中1.5㎎の亜鉛が含まれます。

亜鉛は抗酸化作用をもつうえ、精子の形成や卵胞の発育、受精卵の成育にかかわるミネラルです。とくに男性にとっては、亜鉛の欠乏は精巣にも影響を与えることがわかっています。

 

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塩昆布の栄養と妊活での注意点

塩昆布はカリウムやカルシウム、鉄分などのミネラルや食物繊維が豊富です。

ただ、甲状腺機能低下症の方は、ヨウ素を多く含む昆布類を控える必要があるため、残念ながらこのレシピはおすすめできません。

また塩昆布は塩分が多いので、妊娠をしたらむくみ予防などのため、摂りすぎには注意しましょう。
さらに昆布に多く含まれるヨウ素は、妊娠中は一日2,000μgを超えて摂り続けると胎児の甲状腺機能低下をまねくおそれがあります。この甲状腺機能低下はまれなケースにはなりますが、念のため妊娠中はヨウ素を多く含む昆布を食べすぎることは控えましょう

 

志麻さんの「塩昆布とホタテの炊き込みご飯」のレシピ

塩昆布とホタテのふたつだけで作ったとは思えない深い味わいがあります。どちらも出汁(うまみ)が出る食材なので、出汁の力はすごいなと改めて感じました。
冷めてもおいしかったですよ。

■材料(米2合分)
米 2合
ホタテの貝柱(生) 100g
塩昆布 15g

■作り方
1.米をとぎ、浸水させてから炊飯器に入れ、水加減をする。


2.ホタテと塩昆布を入れて炊く。


3.炊き上がったら、ホタテをくずしながら混ぜる。

参考)妊娠と橋本病(国立成育医療研究センター)