【授かるベーシックレシピ】鮭の麻婆豆腐

先日、妊活のための個人カウンセリングを行いました。

受講くださった方は、もう少し魚を食べる割合を増やしたほうがよいとは思いつつも、どうしても手軽なお肉料理が多くなってしまうとのこと。

わかります、私もそうです! お肉のほうが献立たてやすいんですよね。
でも、妊活では肉より魚の割合を多くしたほうがよいのです。

ということで、今日はその方の参考になればと思い、鮭の麻婆豆腐を。

麻婆豆腐は通常ひき肉を使いますが、代わりに鮭を使ったものです。

私はお肉で麻婆豆腐を作るよりも、この鮭バージョンで作るほうが多いくらい。
お肉メニューが続いてしまったとき、「ああ、魚食べなくちゃな」と思うと、魚と豆腐が同時にとれるこのメニューが思い浮かんだりします。
会社員だったときは、丼にして、お弁当にもっていったこともしばしば。

そして私は、鮭は妊活食材としておすすめしています。

卵胞の発育や着床に影響を与えるビタミンD、体の炎症を抑えるオメガ3オイル、体のサビを抑える赤色成分のアスタキサンチンなど、いろいろな面から妊活をサポートしてくれる食べ物なのです。

鮭は作り方を簡単にするためにトースターで焼くレシピになっていますが、そうすると皮までパリッと焼けません。
なので私は、焼いた後、皮だけ外して、再度カリッとするまで焼いて食べています。
これがおせんべいみたいでおいしいのですが、私の目的はそうじゃなく、鮭の皮には非常に多くのコラーゲンやDHAなどのオメガ3オイルが含まれているから。
できれば皮も食べたほうがいいです。

また、鮭の種類はできれば銀鮭がおすすめ。なぜなら銀鮭は脂がのっているので、その分オメガ3オイルをとれるからです。

 

材料(2人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
銀鮭(甘塩) 1切れ
にんにく、生姜 各1かけ
長ねぎ 1/2本
水 200ml
A醤油、味噌 各大さじ1
A豆板醤 小さじ1/2
B片栗粉、水 各大さじ1
ごま油 適量

作り方
1.鮭はアルミホイルでくるみ、トースターで火が通るまで焼く。
2.にんにくはスライス、生姜は細切り、長ねぎは小口切り(丁寧にするなら、どれもみじん切り)にする。
3.ごま油を熱したフライパンで2を炒め、焼いて皮をとった鮭を入れ、ほぐしながら炒める。
4.水とAの調味料を入れ、角切りにした豆腐を入れてひと煮立したら、Bを合わせた水溶き片栗粉を少しずつ入れてとろみをつける。
※取り除いた皮は、再度トースターで焼き、カリカリにして食べるとオメガ3脂肪酸やコラーゲンがとれます。