妊活中でも妊娠中でも、血糖値を急激に上げない食生活が大切になります。
誰しも炭水化物(糖質)を食べれば血糖値は上がります。
でも高血糖の状態が長く続くと、妊活中であれば卵子の質が低下するなどの不妊のリスクが高まり、妊娠中であれば妊娠糖尿病のリスクが高まることに。
ではどのような食べ方をすればいいのでしょうか?
カーボラストで血糖値対策!
血糖値を急に上げにくい食べかたの一つとして、食物繊維を含むものを食事のまず一番最初に食べるという方法があります。
たとえば、食物繊維の多い野菜のおかずをまず最初に食べ、次に肉や魚などのメインのおかず、最後にご飯やパンなどの炭水化物をとるというベジファーストが挙げられます。
また最近では、炭水化物(カーボ)を最後(ラスト)に食べれば、野菜が最初でなくても、たんぱく質(肉や魚などのメインのおかず)が最初でも血糖値は上がりにくくなるともいわれています。
どちらにして、炭水化物(糖質)を最後にいただく食べ方は、何のプラスアルファの作業も不要で簡単に取り組めるはず。慣れるまでは難しいかもしれませんが…、今日からできることなので、よかったらぜひ実践してみてください。
上の写真はおからのサラダです。おからはご存知の通り食物繊維がたっぷり!
卯の花に調理するのは面倒なとき、こんな混ぜるだけサラダはおすすめ。
おからだけど洋風のメニューにも合うし。ちょっとポテトサラダみたいな感覚です。
これならおからが苦手な男性も食べられるかも!?
食事の最初に食べてくださいね。
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【妊活中・妊娠中に】まるでポテサラ!? おからサラダ
おからは日持ちがしないので、一度レンチン加熱をしますが、あとは混ぜるだけで完成です。
おからによって水分量が違うので、もししっとり感が足りない場合は、酢やマヨネーズを増やしたり、ヨーグルトを入れてしっとりさせてください。
■材料(作りやすい分量)
おから 150g
ツナ缶(オイル漬け) 1缶
きゅうり 1/2本
にんじん 2㎝
Aマヨネーズ 大さじ3
A酢 大さじ1
Aマスタード 小さじ1
A塩、こしょう 適量
■作り方
1.おからは耐熱容器に入れてラップをし、600wの電子レンジで約1分半加熱する。
2.きゅうりは小口切り(端から輪切り)にし、手で握ってギュッと絞る(少し水分が出ればOK。しなっと塩もみしたかんじになる)。にんじんは薄い半月切りまたはいちょう切りにし、ラップにつつんで600wの電子レンジで約20秒加熱する。
2.熱いうちに1とAの調味料、ツナ缶をオイルごと入れ、混ぜ合わせる。