モロヘイヤ、みなさん召し上がっていますか?
なかなか食べる機会がない野菜かと思いますが、栄養が豊富というイメージはあるのではないでしょうか?
実際、モロヘイヤはアラビア語で「王様の野菜」という意味。どんな薬を飲んでも治らなかった重病の王様が、モロヘイヤのスープを飲んで治ったという逸話があるほどの栄養価なのです。
葉酸はほうれん草以上、ベータカロテンはニンジン以上、カルシウムは牛乳以上のほか、本当に様々な栄養素がケタ違い!
とくにカルシウムやベータカロテンの量は常食できる野菜の中でトップの数値なんですよ。
モロヘイヤ、どうやって食べればいいの?
モロヘイヤは茹でて、包丁でたたくと…
こんなかんじでネバネバします(写真わかりにくくてすみません)。もちろん、このネバネバにも健康作用が。血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの上昇を抑える作用があります。
これに鰹節や醤油をかけて、お浸しとしていただくのが一番シンプルで簡単な食べ方かと。
もしくは夏であれば、そうめんつゆに混ぜ入れたり、冷やし麺のトッピングにしてもOK。麺を食べれば血糖値は上がりますが、モロヘイヤのネバネバによって、血糖値の上昇がおだやかになるというメリット妊活中&妊娠中のメリットもあります。
夏ならぜひ、週一ペースで召し上がってもらいたい野菜です!
モロヘイヤのネバネバの出し方
モロヘイヤは健康作用にあやかるためにも、ネバネバをしっかり出して食べたいもの。
ただ、ネバネバを出すには少し工夫がいります。
それは、ゆでたら「水気は絞らない」こと。
水気があったほうがネバネバがよく出るので、水気がついた状態で、包丁で細かくたたきましょう。うっかり水気を絞ってしまったら、少し水や茹で汁を振りかけながら包丁で切る(たたく)といいですよ。
【葉酸レシピ】モロヘイヤのお浸し
■材料(作りやすい分量)
モロヘイヤ 適量
鰹節、ごま、醤油 各適量
■作り方
1.モロヘイヤは下の方の茎は切り落とし(葉がついている部分の茎は残す)、ゆでる。
2.水気を切らずに鍋からそのまままな板の上に取り出す。水気がついた状態で、包丁でたたいて細かくする。
3.器に盛り、鰹節、ごま、醤油をかける。