【不妊治療ブログ(22)】新宿アートクリニックで2回目の体外受精

1回目の体外受精は6週目で流産という結果でした。
でも先生は、今月も卵子が育てば採卵しましょうといいました。
流産したばかりなのに大丈夫かな?私の体、卵子育てられるかな?と心配でしたが、時間を無駄にしたくない思いが強く、もちろん「はい!」と答えました。
ただ、その次に診察に行ったときは別の先生で、「今月も採卵するのですか?」と言われてしまいました…。
「〇〇先生にそういわれました」と答えると、「そうですか、では」というかんじで、この先生は休んだほうがいいと思っているのだなと感じました。
でも、先生にそうは聞けず。
あとで聞けばよかったと後悔したのですが、診察室で先生に物を申すというのは勇気がかなりいることで、メモをしてきたことはかろうじて聞けるのですが、とっさのことは聞けないのです。
でも、帰宅してから、もしかしてクリニックの利益のために今月も採卵すると〇〇先生は言ったのかな?とか悪い方向に考えてしまい、ああ、、、聞けばよかったーー!とすごく後悔。
そして私、流産から具合が悪い日々が1か月ほど続きました。
仕事をしていてもだるくてだるくて、思わず外に出てしばらくしゃがむといった日々。
貧血だったのかなと思います。
そんな具合が悪い中でも一応卵子は育ってくれましたが、正直こんな体で採卵しても良い卵がとれないんじゃないかという心配が尽きませんでした。
でも採卵止めますなんて言う勇気は全くなく、卵子は一応薬を使って育ってくれ、採卵に。
一個成熟卵がとれ、それを新鮮胚移植しました。
そして、一回目と同様に、移植から数日後におへその下あたりや太もも上部にピリピリとしたいわゆる”妊娠超初期反応”が。
でも1回目と同じような期待感は減少しています。
妊娠反応出たって、流産っていう道があると知ってしまったから。
ただ、やっぱり日によっては、もしかして妊娠したのかも!という期待に満ちる日もありました。
でもすぐに、「いやいや、期待してダメだった時の落胆ははかりしれないから、期待しちゃいけない」。
そんな悶々とした日々の繰り返し。
成長しない私。ニュートラルな気持ちには決してなれないのです。
そしていよいよ妊娠判定日。
結果は…
HCGが6.2
「着床はしているけれど、継続はしないでしょう。少ししたら生理がくるでしょう」とのことでした。
着床してるけど生理がくる…こんなパターンもあるのね、世の中まだまだ知らないことばかりだわ、と投げやりな気持ちに。
そしてその5日後に生理がきました。
ショックだったのが、先生からは「少し体を休ませましょう。次は3回生理が来たら受診してください」といわれてしまったことです。
当時の私は、3か月休む(何も治療しない)という、その3か月が果てしなく遠いものに感じたのです。
私はネガティブな性格です。大袈裟ですが、蛇の生殺し状態といってもいいほどの状況だと思いました。
3か月も希望が持てないなんて、どうやって生活すればいいんだろうと、気持ちがどん底まで落ちてしまいました。
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