【不妊治療ブログ(17)】新宿アートクリニックに転院

聖路加病院の体外受精は、当時、自己注射を使うものでした。
採血嫌いの私も腹をくくり、「よし、やるしかない!」と決心したのですが、一応、最後の質問タイムで「私、乳がんの履歴がありますが、大丈夫でしょうか?」と聞くと、「乳がんにかかった方は別の治療方法をとらないといけません」といわれてしまいました。
別日に医師と個別に相談してくださいとのことで、相談にいくと、がーーーーん、、、、。
私は女性ホルモン由来の乳がんなのですが、その場合、体外受精で使うホルモン剤で女性ホルモンを増やしてしまう可能性があり、そうすると再発の可能性がでてくると。
よって、同時に女性ホルモンを抑える注射や薬を使わなければいけないので、かなり薬剤が多くなり、体への負担も大きくなるとのことでした。
結局、もし薬の投与が気になるのであれば、薬をあまり使わない病院に転院してくださいという結論。
乳がんの主治医とも後日相談し、なるべく薬剤を使わない方法を取り入れている加藤レディースクリニックの姉妹病院の新宿アートクリニックに転院することにしました。
なぜ加藤レディースクリニックでの妊活にしなかったというと、混んでるから。
当時は待ち時間が何時間もあるという噂だったので、新設の新宿アートクリニックにしたのです。
でも、期待外れ(笑)
新宿アートも待ち時間何時間もありました…。この待ち時間、のちに仕事との両立の精神的なネックになりました。
関連記事

体外受精で一番の恐怖は、採卵でした。 採血嫌いの私としては、臓器に針を刺すという行為が考えられず。 採血でもクラっとするのに、子宮や卵巣に針さしたら、私どうなっちゃうの?しかも麻酔なしで! 日に日に迫りくる採卵の恐怖が大きくなる日[…]

日記