外食はもちろん、スーパーやデパ地下で、夕食のおかずにと焼き鳥を買って帰るということもあるでしょう。
焼き鳥にはいろいろな部位(種類)がありますよね。
これを妊活に当てはめて、どの部位を食べると授かりポイントが高いかを見てみましょう。
焼き鳥はどれを選べば亜鉛をとりやすい?
男女ともに妊活で意識したいのが、亜鉛という栄養素です。
亜鉛は男性ホルモンの合成や精子の形成に欠かせないミネラル。
女性にとっても、卵胞の発育や受精卵の成育にかかわるので、生殖ミネラルともいわれています。
この亜鉛を効率よくとれるのが、ハツ、砂肝、レバー。
レバーはちょっと注意が必要な食べ物なので、詳しくは「妊活中、妊娠中はレバーを食べちゃダメって本当?」をご覧いただきたいのですが、この3つの中でもとくにオススメなのが、ハツです。
なぜなら、抗酸化作用のあるビタミンEや鉄分も多いから。
ハツは鶏の心臓の部分なので、歯ごたえがあります。
心臓=hearts(ハーツ)がなまって、そう呼ばれているとか。
今まであまりハツを口にされていなかった方は、ちょっと意識してみては?
もも肉とむね肉、どっちがいい?
焼き鳥といえば、鶏もも肉が一番人気だと思います。
また、高たんぱくのむね肉も人気。
ただし亜鉛で比べると、鶏もも肉の焼き鳥は鶏むね肉よりも2倍以上の亜鉛を含みます。
亜鉛をとるなら、むね肉よりもも肉といったように、低脂肪よりも脂を含んだ部位のほうがおすすめ。
たとえば、ささみよりも手羽先をチョイスしたほうが多くとれますよ。
骨を強くするなら、軟骨+〇〇の組み合わせで!
骨の健康に必要な栄養素といえば、カルシウムです。焼き鳥の中でカルシウムが多いといえば、やはり軟骨がNO.1。
でも、骨はカルシウムだけではスムーズに作られません。カルシウムが骨になるようくっつける役割をするのが、焼き鳥の皮にダントツ多いビタミンKという成分です。
妊娠をしたら、胎児の骨をつくるため、カルシウムは本当に大切になります。ぜひこの組み合わせも覚えておいてくださいね!
参考)
ビタミンDを多く含む食品 – 公益財団法人 骨粗鬆症財団