今日は、私が愛してやまないサバの缶詰を使ったレシピです。私が冷汁を食べるようになったのは、かなり大人になってから。宮崎県知事が東国原知事になって、チキン南蛮などの宮崎の郷土料理が広まるようになってからです。
で、冷や汁に関しては、最初はせっせとアジの干物を焼いて、ほぐして、冷汁に入れてました。
でも、おいしいけどなんて面倒なんだろう…と思うようになり、ある日ふとサバ缶(水煮)を入れてみたら、、、これがおいしかったんです! それ以来、干物をほぐしたことはありません。
アジよりサバを使ったほうが、オメガ3オイルがとれる
冷や汁というと、鯵(アジ)の干物を使うのが一般的かもしれません。アジでも全くかまわないのですが、妊活栄養素であるオメガ3脂肪酸がよりとれるのは、サバのほうになります。
たとえば、今回レシピでご紹介しているサバの水煮缶詰とアジの干物のオメガ3脂肪酸の量を比べると、サバ缶は2.73gに対してアジの干物は1.59g(100g中)。サバ缶のほうが1.7倍とれることになります。
また、サバにはこれまた妊活に必要なビタミンDやE、鉄などもバランスよく含まれているのです。もちろん生の魚のサバを使ってもらってもいいのですが、魚を調理するのが苦手な人、忙しい人はぜひ缶詰を利用してみてください。缶詰も生の魚でも、栄養的にはほとんど一緒です。
サバ缶冷や汁の栄養ポイントは、缶汁も使うこと!
で、肝心の冷や汁ですが、とっても簡単です。
私は夜作って冷やしておいて、朝食で食べるのが定番。寝る前に準備するのも、ほとんど苦にならないくらい手間なく作れます。
ちなみに私は豆腐やきゅうりの量を適当に入れてるので、朝になると豆腐などから水分が出て、汁が薄まっている時があります。そんなときは味噌を足します。あと、材料では和風だしの素を使っていますが、もしない場合は、味噌を少し多めに入れてみてください。それでも十分おいしいです!
そして栄養のポイントとしては、サバ缶の汁も使うこと! オメガ3脂肪酸は、缶汁にも多く含まれています。なので捨てずに使ってください。これ、大きなポイントです。
生臭いとは感じないはず。臭み消しの効果があるしそやミョウガ、味噌なども入れるので、大丈夫ですよ。
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【授かるベーシックレシピ】さば缶で、冷や汁
■材料(2~4人分)
さばの缶詰(水煮) 1缶(200g前後)
豆腐 150g
きゅうり 1本
みょうが 2個
しそ 5枚
A白すりごま 20g
A味噌 50g
A和風だしの素(顆粒) 小さじ1
Aサバ缶の汁 全部
水 400ml
ご飯 適量
■作り方
1.ボウルにAを入れて混ぜ、水を少しずつ入れながら混ぜ合わせる。
2.1にさばの缶詰を入れ(缶汁も)、スプーンなどでざっと身をほぐす。
3.食べやすい大きさに切った豆腐、小口切り(端から輪切り)にしたきゅうり、みょうが、千切りにしたしそを加え、冷蔵庫で冷やす。
4.温かいご飯を器に盛り、3をかけていただく。