妊活・妊娠中なら、唐揚げはレモンじゃなくて酢で食べる!

今夜は主人が会社のリモート飲み会ということで、夕食とおつまみを兼ねて鶏の唐揚げを作る予定。ちなみに、私は揚げ油は米油を使っています。米油は酸化しにくいということと、カラッと揚がるので胃もたれしにくいという点で気に入っています。

なぜ、から揚げに酢をかけると良いの?

ところで、鶏の唐揚げを食べるときにレモン汁をかけるのが一般的ですが、妊活中や妊娠中の食べ方としてオススメなのがをかけること。
酢には、血糖値の上昇をおだやかにしてくれる働きがあります。たとえば、妊活中であれば高血糖の状態が長期間続くと、卵子の質が下がるとされており、妊娠中であれば妊娠糖尿病の要因になりえます。
大切なのは、血糖値を急激に上げず、ゆるやかに上げる食生活を送ること。
このひとつの方法として、酢を料理や食事で使うということをオススメしています。
でも、酢の物やサラダのドレッシング以外で酢を使うというのは、なかなかむずかしいですよね。
そこで、鶏の唐揚げだけではなく、魚のフライなどにもぜひ酢を使ってみてください。とくに鶏の唐揚げに酢は合います!

”飲むお酢”じゃダメ?

「酢を料理や食事に使いましょう」とよくお伝えするのですが、そうすると「飲むお酢でもいいですか?」とおっしゃる方がいます。
酢を料理で使うって、なかなか難しいんです。ハードル高いことは重々承知の上でお伝えしているので、飲むお酢でもいいですよと言いたいのはやまやまなのですが、飲むお酢は糖分が多いです。
だいたい原材料名の一番最初に砂糖やはちみつ、果糖ブドウ糖などの「糖分」が書いてあります。最初に記載されているということは、使われている量が一番多いということなので、残念ながらおすすめはしていません。
ちなみに、私は数年前から納豆を食べるときは酢をかけています。こんな食べ方もあるよ、ということで、下の記事もよろしければ酢の使い方の参考にしてください。
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レモンと酢のすっぱさは、何が違うの?

レモンと酢は、酸っぱさでは同じ。では健康効果としては何が違うのでしょうか?
レモンにはクエン酸、酢には酢酸という酸味(酸っぱさ)が多く含まれています。
このふたつの酸味には、疲労回復・カルシウムなどの吸収率を上げる血圧を下げる減塩などの作用が期待できますが、血糖値の急激な上昇を抑える働きが認められているのは、酢に多く含まれる酢酸です。
なので、作用としてはだいたい一緒だけれども、血糖値に関しては酢の方が上ということになります。
ちなみに、レモンのクエン酸含有量は果物の中でNO.1! ビタミンCも多いので、レモンも食生活に取り入れられるとより良いでしょう。