Q.
お酒をあまり飲む方ではないのですが、ステイホームを機に、ときどき夫婦でビールを飲むようになりました。
そこで質問なのですが、お酒を飲むときは、食事と一緒に飲んだほうがよいのでしょうか？
それとも、 食後におつまみと一緒に飲むほうが体的には良いのでしょうか？
あと、妊活中の適量というのはどのくらいですか？
A.
適量は、ビールなら1缶(500ml) でも女性は…
まず、適量についてですが、アメリカ生殖医学会は「妊活中のアルコール摂取は、1日20gまで」という指針をだしています。
このアルコール20gの目安は以下の通り。
| ビール | 500ml（１缶） |
| 缶酎ハイ(7％) | 350ml（１缶） |
| ワイン | グラス2杯弱(200ml) |
| 日本酒 | 180m（１合） |
| 焼酎(25度) | グラス1/2杯(100ml) |
| ウイスキー | ダブル1杯(60ml) |
ただし、
・休肝日は週2日つくりましょう。
・一般的に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅いので、男性よりも臓器障害を起こしやすいとされています。お酒に弱い方は、適量よりも控えめにしたほうが安心です。
お酒を飲むなら、水も飲む！
また、お酒を飲む際は、食事と一緒に、もしくは食後でもおつまみと一緒にとりましょう。
つまり、アルコールをつまみなどなしで単体でとらなければOKです。
ちなみにお酒を飲む際は、必ず水(チェイサー）もとりながらにしてください。
アルコール分解には大量の水が必要になりますので、「水と一緒」を心がけましょう。
水をとらずにアルコールをたくさんとりすぎると、どうなるでしょうか？
二日酔いになります。
水がないとアルコール分解がスムーズにいかず、二日酔いの原因になってしまうのです。
お酒を飲むと太るのは本当？
「お酒を飲むと太る」とよく言われますが、これはアルコールと一緒に”油っこいもの”をたくさん食べるとそうなりやすくなります。
なぜなら、体内では、油（脂）の分解よりアルコール分解の方が優先されるから。
油脂の分解が後回しにされることにより、体に脂肪がつきやすくなるというわけです。
妊活中はお酒を控えている方が多いと思います。 でもそういう方たちから話を聞くと「ただなんとなく」「飲酒はいけないイメージがある」という答えをされる方も。 妊活中にお酒は本当に飲んではいけないのでしょうか？ ちなみに私は妊活中、会社[…]
