9月から3月はカキ(牡蠣)が旬です。カキの栄養といえば、亜鉛! 亜鉛は、男女ともに生殖に欠かせないもの。亜鉛は妊活ミネラルです。
この亜鉛が、すべての食品中に一番多く含まれているのが、なんとカキなのです。
牡蠣にはレモンを合わせるべし
せっかく自炊をするのなら、美味しいのはもちろん、なるべく効率よく栄養がとれたら、より嬉しいですよね。
例えばカキに含まれる亜鉛は、レモンと一緒にとると吸収率がアップします。
つまり、定番のカキフライにレモン汁という食べ合わせは、とても理にかなっているメニューということです。
でも、ご家庭でなかなかフライは作らないと思います。ということで、カキとレモン汁と組み合わせたおすすめ簡単献立メニューをお伝えします。
まずカキを焼いて器に盛ったら、そのままのフライパンでバターとレモン汁を熱してソースを作ります。それを器のカキにかければ完成。
このソースのおかげで、簡単なのに洗練されたお味に。
男女ともに妊活に必須の亜鉛です。ぜひご夫婦で召し上がってください。
「1日分の亜鉛がとれる!かきのレモンバター」のレシピ
油がはねを防ぐため、カキ(牡蠣)の水気はきちんとふいてください。もし油が跳ねるようなら、フタをしてしまいましょう。ちなみに油がはねるとき、私はフタを洗うのが面倒なので、アルミホイルをかぶせて作っています。
■材料(2人分)
かき(牡蠣) 160g
A塩、こしょう 適量
A薄力粉 適量
オリーブ油 適量
バター、レモン汁 各大さじ1
■作り方
1.かきは片栗粉(適量/分量外)でもみ、水洗いして汚れをとる。水気をしっかりふきとり(加熱時はねないように)、塩、こしょうをして、薄力粉をまぶす。
2.オリーブ油を熱したフライパンで1を焼き、器に盛る。
3.そのままのフライパンでバターを軽く熱し、レモン汁を加えてソースにし、2にかける(はねるようならフタをしながら作る)。
参考)日本人の食事摂取基準(2020年版)(厚生労働省)