にんじんの栄養といえば、ベータカロテンが有名です。
ベータカロテンには抗酸化作用があり、老化予防に役立つほか、体内でビタミンAに変化して皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。
妊活でいえば、粘膜でおおわれている子宮の健康を保つため、生殖機能を維持する作用が期待できます。
そして、屈指のベータカロテン含有量を誇るのが、にんじんです。
にんじん1/2本で、一日の推奨量を軽くまかなえるほど。
でも、にんじんを調理するとき、皮をむいていませんか?
職業病ですが、、、料理番組などでにんじんの皮をむいている映像を見ると「もったいない…!」と思ってしまいます。
なぜなら、ベータカロテンは皮の下に一番多く含まれているんです。
私はいつも皮はむかずに使っていますが、とくに硬いとか食感が悪くなるとかは感じません。なので、もし皮をむいていらしたら、今日からぜひ皮付きで調理してみてください!
簡単に栄養アップができますよ。
今回は、簡単にできるにんじんラぺの作り方をご紹介します。
材料に「レーズン、クルミ」とありますが、なければ入れなくもおいしく作れます。
■材料(作りやすい分量)
にんじん 1本
塩 小さじ1/4
レモン汁、バルサミコ酢、オリーブ油 各大さじ1
はちみつ 小さじ1/2
レーズン 大さじ2
クルミ 適量
■作り方
1.にんじんは千切りにする。
2.ボールに1と塩を入れて軽く混ぜたら、クルミ以外の材料をすべて入れて合わせる。
3.1時間ほどつけて味をなじませ、器に盛って細かく割ったクルミをのせる。