精子の材料になったり、卵子の成長を助けたりと、妊活で欠かすことができない栄養素が亜鉛です。
亜鉛は、牡蠣にだんとつに多く含まれる成分ですが、季節問わず食べられる食材としては、豚肉もおすすめ。そこで、豚肉料理の定番、トンカツを亜鉛の面からみてみましょう。
ロースとヒレ、どちらがおすすめ?
私の今日のお昼ご飯、下の写真はヒレ肉のトンカツになります。
なぜヒレを選んだかというと、ヒレ肉はロース肉に比べ、亜鉛が約1.5倍多く含まれているから。
そして元気のもとになるビタミンB1という成分もヒレのほうが1.5倍も多いのです。
そして元気のもとになるビタミンB1という成分もヒレのほうが1.5倍も多いのです。
つまり、ロースのほうがお財布にはやさしいのですが…、トンカツを食べるなら、栄養的にはヒレのほうに軍配が!
男性はがっつりと「ロースが食べたい!」と思われるかもれしませんが、ここはひとつ、ヒレをチョイスいただきたいところです。
カロリーオフの揚げ物の食べ方
たとえば男性でメタボが気になっている方も多いでしょう。実はメタボも妊活の妨げになります。
高血圧や脂質異常症(以前で言う高脂血症)、尿酸値が高いといった内科的疾患がある場合、それを治療することによって精液の所見が改善、妊娠率がアップしたという報告があります。
やはり、男女ともに健康的な食生活、体形といったものが妊活では大切になるのです。
そこで、揚げ物についてですが、たとえば一枚肉のロースやヒレのトンカツ100gと小さなフライがいくつか盛ってあるミックスフライ100gを比べると、どちらが油をとりやすいでしょうか?
答えは、ミックスフライです。
揚げ物は、パン粉のついている面積が多いほど、油が多く付いています。なので、同じ重量であれば、小さな塊がいくつかあるほうが揚げ油を多く吸っているのです。
ということで、揚げ物がお好きなメタボ男性の方、カツを召し上がるときは、一枚肉を選びましょう。