Q.コーヒーが好きで、妊活中にはあまり飲まないほうがいいとはわかっていても、1日1杯ならいいかなと、飲んでしまっています。
妊活中はカフェインをあまりとらないほうがいいんですよね?
あと、コーヒーは体を冷やすとも聞きました。そういう意味でも、コーヒーはやめたほうがいいのでしょうか?
A.妊活とカフェインについては、妊活中のカフェインの影響は?コーヒーは何杯までならOK?に詳しく書いていますのでご覧頂ければと思います。
ちなみに、その記事でも書いていますが、妊活中でもコーヒーは1-2杯であれば許容範囲です。
ただ、カフェインが含まれる食べ物はコーヒーだけではありません。
コーヒーだけを注意されている方がいますが、チョコレートやものによっては青汁やエナジードリンクなど、他の食品も合わせてカフェイン200㎎を超えないようにしましょう。
コーヒーは体を冷やす?冷やさない?
さて、コーヒーは体を冷やすかどうかですが、薬膳の分類でいうと、体を冷やす食品に分類されます。
私は妊活中に、「なんで周りは簡単に妊娠しているのに、私はできないんだろう」「次の体外受精がダメだったらどうしよう」など、妊娠のことを四六時中ネガティブに考えていた頃がありました。
気持ちが落ちまくっていたある日、ふと「これじゃダメだ。妊活から気をそらすために何かに打ち込もう!」と、薬膳の勉強をしようと決めました。
そしてある薬膳の先生に家庭教師をお願いし、カフェで薬膳について教えてもらう機会を得ました。
初回、カフェに到着し、ドリンクを買って席に着きました。私はコーヒーが大好きなので、ホットコーヒーを買ってテーブルに置きました。
すると先生が「コーヒーは体を冷やすので、もし飲むなら(カウンターにある)シナモンを振ってきた方がいいですよ」とアドバイスくださいました。
冷え予防には、コーヒー+シナモン!?
コーヒーは体を冷やしますが、シナモンは体を温めます。
このシナモンの温め作用によって、コーヒーの冷やす作用が軽減されるという理論です。
決してコーヒーが体温め食材になるわけではありませんが、冷やす作用が軽減されるので、そのまま飲むよりも良いということです。
また、体を冷やす食材は加熱をすると冷やす力が軽減されます。
よって、アイスコーヒーよりもホットコーヒーのほうが冷やす作用は少なくなります。
コーヒーの”体を冷やす”作用を軽減させるコツ
ということで、コーヒーの体を冷やす作用が気になるなら、
・シナモンを振る
・ホットコーヒーを選ぶ
ということで、その作用を軽くすることができますよ。
妊活というのは、我慢や苦労をたくさん経験します。なので私はコーヒーがお好きなら、我慢してやめる必要はないと思いますし、一日1杯程度であれば、おいしく自分好みのコーヒーを飲まれたほうが心が満たされて気持ちよく過ごせると思っています。