根菜がおいしい秋です。
根菜の定番料理といえば、きんぴらごぼうがありますよね。
根菜の代表であるごぼうは、意外と葉酸が多い食材。
そのままきんぴらで召し上がるのもいいのですが、作り置きなどで量があるときは、ちょっと手を加えてポタージュにするのも美味しいんですよ。
ごぼうは水にさらさない!
まず、ご家庭できんぴらごぼうを作るとき、ごぼうのアク抜きで水にさらしていませんか?
ごぼうに含まれる葉酸は水に流れ出やすいので、水につけるのはもったいない行為!
切ったらそのまま加熱するのが、栄養的にはおすすめな調理法です。
そして、ポタージュにアレンジする場合は、器にスープを盛ってからこしょうをかけると、グッと洋風感が増します。
きっと、きんぴらごぼうから作ったとは思われないはずですよ。
牛乳を使うか?豆乳を使うか?のポイント
このポタージュの作り方は、牛乳か豆乳を使うレシピにしています。
では、妊活や妊娠中では、どっちを使ったらより良いでしょうか?
正解はどっちもです。というのは、どちらにもメリットがあるから。
たとえば、カルシウムをとりたい場合は牛乳を使いましょう。
そして鉄分をとりたい場合は豆乳がおすすめです。
ときどき、牛乳と豆乳は同じ白い色なので、豆乳でもカルシウムがとれると思っている方がいますが、豆乳ではカルシウム補給はほとんど期待できません。
逆に牛乳では鉄分補給は期待できないのです。
よって、カルシウムか鉄分かでチョイスすると良いでしょう。
【葉酸レシピ】きんぴらごぼうを”ポタージュ”にリメイク!
きんぴらごぼうは市販品でもOKです。
■材料(2人分)
たまねぎ 1/4個
きんぴらごぼう 100g
水 150ml
牛乳(または豆乳) 100ml
塩 適量
オリーブ油 小さじ1
こしょう 少々
■作り方
1.たまねぎは薄切りにし、オリーブ油を熱した鍋で炒める。
2.たまねぎがしんなりしたら、きんぴらごぼうと水を加え、ふたをする。沸いたら弱火にして2分、その後火を止め、余熱で5分、ふたを少々開け、しばらく置く。(熱いままだとミキサーにかけられないので)
3.粗熱がとれたらミキサーにかけてなめらかにし、鍋に移す。牛乳(または豆乳)、塩を入れて味を調える。
4.器に盛り、こしょうをかける。
※きんぴらごぼうに赤唐辛子を入れた場合は、除いて作ってください。入れたままだと、辛くなってしまいます。